解体業者から昔の座卓を譲られた

建具屋を営んでいる友人が解体工事にいったところ引き取ってほしいとのことで持ってきた座卓を譲られました。年老いた夫婦には重いらしい。ケヤキの一枚板でした。よくみれば本欅である。乾燥もふくめれば50年以上は経っているであろうが割れのない、泡杢ありのまさに銘木でありました。

ケヤキにも種類がありますが東北地方では槻とよばれます。槻の木は若いと黄色く、100年とかにならないと赤くならないとか。
本欅は最初っから赤く、材としても良質です。幅3尺(910ミリ)長さ1500ミリ(和室二間間サイズ)

欅はツヤがあると似合わないのでオイル塗装にしたいと思います。

無垢材は削れば新しくなるのである

張りものと違い削れば元のように戻るのが無垢材の良さであり経年劣化でも味わいが出てくるのも魅力だと思います。お店で新品を買うとなると値は張りますが中古で安くあればリメイクするのも手だとおもいます。

大量消費の時代だからこそサスティナブルであり、同じものがない無垢材も個性的で豊かなのではないかなあとおもいます。古き良きものを長く使う田舎暮らしであります。




前に挽いたとちのきが穴だらけでがっかりしました

一番たまは全く杢なし、二番たまは穴だらけ。直径4尺(1200ミリ)あったが製材機の有効幅が1メートル、しかも曲がっていたのでほとんど二尺五寸(750mm)幅にひかれ2万で買った丸太が賃挽き代は7万と残念な結果でした。

試しにレジンをやってみることにしました。

挑戦は次回へつづく