身近な無垢材
身近な無垢材は何がありますか？食器、家具、建具などかとおもいます。現代の住宅ではフローリングなどでしょうか。結論、私の押しは一枚板の座卓、テーブルです。杢「木の模様」が入っていればなんの木でも良いですが私の押しはトチの木です。
一枚板は価値がある
テーブルに使える大きさになるまで二百年くらいかかるといわれていて、大木のほととんどが中が空洞です。良い材料には限りがあり、同じものはなく一点物になります。貼り物は年月で剥がれますが無垢は割れや歪みはでますがそれが本物であり、味わいなのです。迫力満点で、自然な曲線美や重みがかかった箇所にでる模様はなんとも飽きがきません。幅（直径）三尺（910ミリ）以上になると値が張ります。
上の写真はトチの木（赤トチ）です。トチは赤と白があり、サイズは畳一枚ほどです。趣味でヤスリをかけて自然オイルやニスを塗ってニヤニヤしています。個人的には広葉樹が好きですね。外材ではクラロウォールナット、ブビンガも好し、ケヤキやクリ、タモも良いですがいかんせん重いので動かすのが大変です。
マニア向けの神代木（埋れ木）
変わり者の人におすすめなのが太古からの埋れ木です。神代とは神のいた時代、まだひとがいない時代といわれる、写真は神代ナラの木です。炭化しつつ、土色や緑ががった色です。まじで硬いです。刃物悪くなります。俺はひと味違うぜの人におすすめです。割れ感がたまりません。
どこかに木のある暮らし
これも田舎にくらす贅沢ではないかなあと思います。都会で既製品を買えば高額なものも地方でdiyなら安く済みます。そして経年劣化もまた良し。一枚板が食卓を豊かにします。次回板戸編、以上参考になれば嬉しいです。
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